一心未進の美味しさ

屋台の小さな一杯が生んだ、黄金色の伝統の味

一心未進の物語は、昭和45年、岡山の街角に現れた一台の屋台から始まりました。初代店主が一杯一杯に心を込めて作り上げたラーメンは、地域の人々の間で瞬く間に評判となり、愛される存在となりました。その熱い支持を受けて、昭和56年に現在の店舗へ移転。店舗での営業を始めたことで、より多くのお客様にラーメンの美味しさを届けることができるようになりました。

半世紀を超える歴史の中で、私たちを支えてくださったのは、岡山の皆様の温かい応援でした。これからも、伝統の味を守りながら、新しい挑戦を続けてまいります。世代を超えて愛される店であり続けることが、私たちの誇りです。

創業以来引き継がれたスープ

創業以来、守り続けてきた黄金のスープには、鶏の旨味が惜しみなく詰まっています。岡山地鶏使用。一杯のラーメンに、丸々一羽分の鶏ガラを贅沢に使い込んだ、まさに極上の一杯。長時間じっくりと煮込むことで、透明で黄金色のスープが生まれます。透き通るような黄金色のスープには、脂っぽさを感じさせない上品な甘みと、深い旨味が溶け込んでいます。

加水率高めでスープと絡む絶妙な麺

一心未進の自家製麺は、毎朝職人の手によって作られます。特にこだわっているのは、麺の「加水率」。加水率を高めに設定することで、しっとりともっちりした食感を実現。スープとの相性が抜群で、麺がしっかりとスープを絡め、まろやかな味わいを引き立てます。

加水率高めの麺を作るのは簡単ではなく、熟練した技術が必要ですが、その分、口にした瞬間に感じるなめらかなのど越しと、スープとの絶妙なバランスは他では味わえません。

赤・黒２種類の秘伝のたれ

一心未進のラーメンを語る上で欠かせないのが、スープと合わせる2種類の特製タレです。「赤」と「黒」と名付けられたこのタレは、それぞれ異なる風味と深みを持ちながらも、スープに絶妙に調和するよう工夫されています。

「赤」のタレは、醤油をベースにした力強い味わいが特徴。スープの旨みを引き立てながら、全体にしっかりとしたコクを与えます。一方、「黒」のタレは香ばしい風味とほのかな甘さで、スープにまろやかな深みをプラスします。

この2種類のタレを組み合わせることで生まれるバランスが、一心未進のラーメンの味をさらに引き立てています。赤と黒、2種類のタレが織りなす奥深い味わいをぜひお楽しみください。

岡山一太郎ポークの極上チャーシュー

岡山県産の一太郎ポークを贅沢に使用したチャーシューは、当店の看板メニューの一つです。一太郎ポークは、きめ細やかな肉質と、甘みのある脂が特徴の岡山が誇るブランド豚。その上質な肉質を活かすため、低温でじっくりと時間をかけて調理しています。

やわらかな食感と、口の中でとろけるような脂の甘み。一太郎ポークならではの豊かな旨味は、ラーメンの具材としても、単品のおつまみとしても絶品です。肉本来の旨味を引き出すため、シンプルな味付けにこだわっています。噛むほどに広がる肉の旨味と、程よい甘みのバランスをお楽しみください。

とろり半熟、チャーシューの旨みをまとった味玉

味玉は、チャーシューを仕込む際に使用した特製のタレにじっくりと漬け込むことで、深い味わいを生み出しています。タレにはチャーシューの旨みがたっぷりと溶け込んでおり、味玉にもその美味しさがしっかりと染み渡ります。これにより、ラーメン全体の味に一体感が生まれ、食べるたびに感動を与えてくれる仕上がりとなっています。さらに、味玉は黄身がとろりと半熟に仕上がっており、スープや麺と絡み合うことで、至福の一口を演出します。

7種類の秘伝の配合旨辛追加だれ

一心未進では、ラーメンをさらに楽しんでいただくために、特製の「旨辛追加ダレ」をご用意。このタレは、7種類の厳選素材を絶妙なバランスで配合し、甘さと辛さが共存する奥深い味わいが特徴です。

ラーメンの途中で少しずつ溶かしながら味を変えることで、新しい味の広がりをお楽しみいただけます。一口目の純粋なスープの味から、旨辛ダレを加えた後のスパイシーでコク深い味わいへと変化していきます。